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Facebookライブ配信の目的について
ソーシャルマーケティングの一環としてライブ配信を実験してみた。
といっても、スマホ一台でライブ配信をポチッとスタートさせる程度のものではなく、初めてながら少し凝ってみた。
というのも、Facebookライブ配信の目的は何か?ということが重要です。
ただ配信をして誰かに見てもらいたい、という程度のものであれば簡単にできるし本当に誰でもできる。ソーシャルマーケティングの一環としてやるのですから目的を明確にしないといけません。
今回のテストマーケティングとしては、ズバリ・・・
『Facebookライブ配信でLINE@のリストを獲得する』これが目的です。登場するスタッフにもこれはしつこく伝えました。
そうすると、内容(シナリオ)の考え方も変わってきます。
LINE@のリストを獲得するためめの誘導、拡散機能の行動を促すなど。
誘導させやすくするためには仕掛けが必要
みなさん、スマホでFacebookの記事や動画を見るとき、常に音を出せる状態ですか?もしくは出しますか?
大抵、移動中であったり、オフィスで休憩中などで音をすぐに出せる環境にいる人はあまり多くはありません。もちろんイヤホンをしていた場合は可能かもしれません。
となると、映像だけ見ても何のライブ配信しているのかわからない場合はすぐに離脱してしまいます。
勿体無いですね。つまり、音声が聞こえなくてもどんなライブ配信をしているのかがわかる状態にしなければならない。かつLINEへの登録を常に促さないといけない。
現在、Facebookの仕様としては
文字投稿<画像付き投稿<動画付き投稿<ライブ配信
というように、記事の重要度がかわります。
つまり、リーチ数が一番高くなるのは現在ライブ配信となります。これは、今現在、Facebookがユーザーに一番使用してもらいたい機能が「ライブ配信」だということです。
そのFacebookライブを見た人をいかに誘導するか、、が問題。
どいうことで、以下の写真のように簡単にセッティングしてみた。
MacにOBSを連携させる
OBSとはオープンブロードキャストソフトウェアというものであり、ビデオ録画やライブストリーミング用のソフトウェアです。
同様のツールとして、ワイヤーキャストを導入したかったんですがちょっと高いので、OBSで実験。これでクロマキー合成もできたり色々できるのでかなり優秀だと思う。
写真のように、他の機材としてはウェブカムと三脚で接続、あとはマイクを接続。
実は、このウェブカメラにもマイクが内蔵されており、これ一台で映像も音声も取れるんですが、Macの内蔵マイクと同様に「全指向性」タイプなので、屋外でのライブではどうしても「単一指向性」のマイクでないとダメだったんです。。
なんせ周りがガヤガヤしすぎているので、見る側のユーザーが絶対に一瞬で離脱すると予測できたためです。
これも見る側の視点にたつと当然の選択。
とはいえ、ミキサーも入れてなければビデオキャプチャも入れてないので、iPhone一台でやるよりかは少し凝って見たというレベル。(そもそもiPhoneは使っていませんけども!)
Facebookライブ配信の様子
iPhone一台だけではなく、ちょいとこのように連携させてすこし下準備をするだけでこんな感じで配信できます。
どうです?
ちょっとした地方の番組っぽくないですか?笑
いろいろ装飾できるのです。
サイズも自由に変えれるし、結構突き詰めれば色々できそうですよ。
さらに、今回先撮りしておいたVTRもながしてワイプ風にスタジオを映し出す演出もトライした。
一応プライバシーを守るために名前は消しておきました。ワイプの映像は画質荒いからよく見えないよね・・?
Facebookライブ配信でLINE@に誘導できたか
マーケティングの実験なんで、ここが重要ですよね 笑
結論としては、ほんの少しだけ・・・
振り返りとしては、改善点が山のようにある。さすがに初配信で凝ったことをやると下準備をしてきたとはいえトラブルは起きまくるもので・・・
とはいえ、ただの映像を流すより、確実に写真のように情報が常に表示されていた方が効果は絶対にある。
母数であるリーチ数を増やし、参加者とコミュニケーションをとり滞在時間を伸ばす、そして誘導人数の割りを計算してどこにメスを入れていくか(最初はすべてですが)絞って改善していく必要がある。
今回の配信で起きたトラブルや課題点
・配信途中で回線が重くなり、ユーザー側の方で映像がカクカクし始める。
・カクカクし始めたので一旦中断してやり直すことになった。
・中継でカメラワークが入ったときマイクも移動させたため、スタッフが直す方向を間違え途中から音声が全く聞こえなくなる部分があった。(単一指向性なので)
・配信アカウントの課題
・シェア、いいね、コメントへの促しかたについて
・スタッフも初めてなので、段取りが難しかった。
・あといろいろ 笑
とりあえず、課題は山程である!
が、いい実験にはなった。
今後もライブ配信は注目されていく方法の1つなので、もう少し研究していきたい。
参考になればと思う。