日々、首都圏駅ナカお土産市場で商売を実践し、マーケティングをおこない、全国の様々な商品を駅ナカに進出させている村上です。
さて、首都圏と記述があるにも関わらずいきなり大阪の話です!
というのも同じ駅ナカフィールドでもありますし、大阪市営地下鉄売店に乗り込まれるローソン様の駅ナカ店舗内に対して、商品企画をご提案させていただく方向になっていることもあり今回記事を書くことにしました。
情報社会においては知識から知恵へ
現在は、インターネットが普及して誰もが簡単に情報を入手できるようになりました。調べれば「知識」というものは誰でも手に入ります。
しかし、知識だけ大量に蓄えてもそれを活かさなければ全く意味がありません。そうです「知恵」に変えなければならないのです。
本件に関しても、調べれば詳しい情報は細かい数字までネット簡単に拾えます。(交通局もデータ開示してますし)
知識(情報)ばっかりかき集めた記事なんてものは書く側も大変ですし、読む側も大変です。私のブログでは、できる限り情報は最低限にしてそのあとの部分に触れていきたいと思います。・・・が、、言えること言えないことたくさんあります故、問題ない範囲でギリギリね(笑)。
大阪サブウェイローソン登場
下図、パースではありますが、大阪市営地下鉄の既存売店を順次切替中。
元々、北エリアは「ポプラ」、南エリアは「ファミリーマート」が展開しておりましたが、契約終了に伴い公募でローソンが出店決定となった。(去年からニュースであるとおり)
2017年3月28日に4店舗(天王寺、天満橋、谷町九丁目、駒川中野)がまずはオープン。その後、8月をめどに合計41店舗をローソン(大阪サブウェイローソン)にすべて切り替える予定だ。
ちなみに!
この駅ナカ専用のローソンのロゴ(OSAKA SUBWAY LAWSON)、私の親友で京都にいたころのデザイナー仲間が創ったのですよ!
円のカラフルな色は、地下鉄7路線のカラー7種なんですって。
現時点では、まだ一部のみしかローソンに切り替わっておりませんが、もうすでにローソンの勝負は始まっています。
いくら大阪でも首都圏とは乗降客は違いますし、まず立地の問題もある。例えば東京のJR駅構内の売店(NewDays、KIOSK、NewDays KIOSK)は本当にいい場所に店を構えている。ここにあったら便利だよね!という場所に構えている。対して大阪市営地下鉄内の店舗はなんかちょっと違う。民営化される前のことだから規制が厳しかったのだろうか。。
そんなことを言ってもしょうがない。
我々としては、魅力的な商品をご提案するのが使命。色々実験して分析し、お客様の反応がいい商品群に絞り込んで磨いていく必要がある。
駅ナカコンビニの存在価値で重要なのは「そこでわざわざ買っていただく理由を作る」ことである。
わざわざそこで買わなくても地上に行けばコンビニはたくさん存在する。本当に急いでいてそこで今買わないといけない!だけのマーケットでは今後は商売にならないだろう。特に大阪は。
どんなものを展開実験してみるかはまだ言えませんが、タイミングをみてブログで公開して考察していくので気になる方はチェックしておいてもらえたらと。
それではまた次回。