よく戦っていたと思う。
というか、よくその戦場にこの年までステイしていたと思う。表現を気にせず言うと、もっと早くに撤退しておいたほうがよかったんじゃないかと私は思った。
国内市場のスマホ出荷台数シェア
約5割弱がアップル社が占めており、国内メーカはかなり厳しい現状ですね。富士通が事業売却すると国内メーカは3社(ソニー、シャープ、京セラ)のみとなります。苦しい日本!
私は、スマートフォン(iPhone)とガラケーの2台持ちなのですが、ガラケーを持っている人もだいぶん少なくなりました。
10年でここまでかわるのかと思いますね。
国内携帯電話メーカーの変遷として
みなさん、iPhoneが黒船のように日本に入ってきたのは10年前だということを思い出してください。10年前まではiPhoneのスマホはなかったのです。それが今や、ほとんどの人が利用しています。
参考資料:WBS内フリップ
非常にわかりやすい資料だったので参考にさせていただきました。
当初は携帯電話の国内メーカーは11社。それが今回富士通が売却することになりわずか3社のみに。
思えば、2001年に初めてカメラ付き携帯が発売され、写メールという言葉が生まれましたね!当時は、あんな画質でも非常にびっくりで、写真がメールで送れるなんてすごいと思いましたよ・・・
10年以上前のガラケーは今でも実家にあるので、起動するなら当時の写真をここに載せてみたいくらいです。そうとうジャギジャギしているのでしょうね。
話を戻すと、11社が時代の流れで合併吸収を繰り返し、初めて三菱が2008年にいち早く携帯事業から撤退。ちょうどiPhoneが日本に乗り込んできた年です。
その後まさかのパナソニックとNECの撤退。
本当に10年前には考えられなかったことです。なので、今から10年後のことなんてほんとうにどうなっているかからない。
いくらマーケティングの勉強をしたって、他者が圧倒的なシェアを占めてしまえば追随できない強者になってしまう。
アマゾンもそう。
今後アマゾン一強の世界が近づいていると言う人は多い。
コンビニ業界もシェアの小さいところはどんどん吸収されていく。駅ナカ事情でいえば、全国の鉄道構内のコンビニ業態は鉄道事業者自身が経営されているところは本当に少ない。
ほとんどが大手3社に看板が切り替わっている。
そのなかでもJR東日本リテールネットが運営するキオスク、ニューデイズ、ニューデイズキオスクはコンビニ事業の自社運営を貫いている1社である。
私は、応援したいと思っているし、今も一緒に仕事をさせていただいており、生き残りの道を探って実験している。
ようは「10年後なんてどうなってるかさっぱりわからん」
ということ!